夫婦問題

 

 夫婦関係に悩むAさん。

 Aさんは夫から、言うとおりにしないと怒鳴られ、「お前がちゃんとしていないから怒るんだ」と毎日のように言われるようになりました。

 結婚当初は優しかった夫なので、自分がいたらないせいだと思い、我慢してきました。

 結婚して10年になりますが、偏頭痛、めまいが出てきて思うように家事もできなくなりました。

 そのために今まで以上に怒られ、さらに自分を責めて、もうどうしていいかわからなくなっています。


パートナーの死

 

 長年連れ添ったパートナーが急に亡くなり、突然の別れを迎えました。

 悲しみに暮れる間もなく葬儀や手続きを終えた後、心にぽっかり穴が開いたようで、これからどう生きていけばいいか分かりません。

 「もっとしてあげることがあったのに」と自責の念が湧いてきたり、虚脱感で何もやる気がしない状態で、時間が経っても立ち直れないでいます。


パワハラの問題

 

 Aさんはシステムエンジニアとして自信をもって働いていました。

 定年を3年後に控えた4月に上司が変わり、1か月程経った時、その上司から同僚の前で「何をしとるんだ。こんな仕事の仕方で良いと思っているのか」と怒鳴られました。

 今まで順風満帆だったAさんにとっては青天の霹靂であり、その翌日から会社には行くものの過緊張でおどおどし過呼吸が出たり、トイレに頻繁に行くような状態となりました。

 子どももまだ高校生で働く必要があり、苦しんで相談に来られました。


アルコール問題

 

 夫はお酒を飲み過ぎ、無断で仕事を休むことが増え、クビの一歩手前状態です。

 お酒をやめるよう何度も説得しますが、本人は言うことを聞こうとせず、がみがみ言われると余計に飲みたくなると言って、休日は朝から飲んでいます。

 子どもたちも父親が約束したことを守らなかったり、気に入らないことがあると怒鳴るので父親とは口もききません。

 もうこんな生活には耐えられないので離婚も考えています。